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28 子どものレッテル ![]() 否定的な評価をされることは、とてもつらいことです。自分がそういう見方でみられているというだけで、自分が自分でいることが許されなくなるかもしれません。 肯定的な評価も、子どもを束縛してしまうことがあります。いつも、「おまえはやさしい子だ」などと言われていると、ますます「やさしい子」になろうとします。自分の実感や、自分の感覚、感情よりも、相手の期待に沿うような生き方を身につけるかもしれないのです。それが、その子の人生にとって、どんなに大きな障害になるかわかりません。 (ホリスティックワーク入門 より) ![]() 29 子どもを躾ける・・これまでの教育 ![]() つまり、「いまのままのあなたではだめなのだよ。いい子にならなければだめなのだよ」という、存在を否定するようなメッセージを与えつづけてきたのです。 生命体は、自分がなるべきものになろうとしているのに、それを妨げられて、「いい子」という方向へねじ曲げられてしまいます。生命体は、自分が、自然の、本来の、ありのままの自分、「全きもの」でいられなくなるとき、まわりに受け入れられる姿に変容して生きのびます。 よく、「まじめなおとなしい子がどうしてあんなひどいことをしたのか、まったくわからない」と言いますが、これは表面の行動だけしか見ていなかったのです。その子は、どんなに孤独で、誰からも耳を傾けてもらえず、わかってもらえなかったことでしょう。 (ホリスティックワーク入門 より) ![]() 30 子どもが健やかに育つために必要な体験 ![]() ● ありのままの自分で愛される ● 安心感と信頼感がある ● ほんとうの気持ちをあらわすことができる ● 自分のやりたいことができる ● 弱さや欲求をあらわすことができる ● 罰を受けたり責任を問われることがない ● 恐怖がない ● コントロールされない (ホリスティックワーク入門 より) ![]()
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